助産所部会はお産を取り扱う助産所を開業または勤務している助産師が所属しています。
役員5名(部会長1名・副部会長3名・教育委員1名・書記1名)のもと、「地域に根ざした安全で快適な出産を目指す」ことを目標に掲げ、部会集会(隔月ごと)、研修会、症例検討会等を開催し、知識の普及、質の高い助産ケアの共有と伝承など、日々助産技術の向上に務めています。
また、部会員間では親睦をはかるとともに、新規開業者やこれから開業を目指す助産師を支援するなど、地域の中で身近に安心して出産や子育てができる助産所を増やしていきたいと考えています。
助産所を開設したいが何をすればいいかわからない時、ぜひご相談ください。
助産所の見学・研修も、随時受け付けています。
保健指導部会は、地域において両親教室、思春期教室、産前産後ケア、母乳支援、乳房ケア、育児支援など幅広い活動を行っており、会員数は本会の約1/3を占めています。
本会の委託事業に参加・活動したり、地域での母子保健事業に従事したり、お産を取り扱わない助産所で独自に活動するなど働き方や場所は様々です。
各々の会員が母子保健活動や地域での対応をしているため、部会集会を開催して会員同士のつながりや研鑽を深めています。
過去の研修では、安全管理対策に関することや経済的感覚を持った助産所の運営、助産所の開業準備といったテーマで研修会を開催しました。
また、保健指導に関連したテーマで定例研修会にも参画しています。
先輩助産師や志を分かちあう助産師と出会い、自身の専門性を磨く場所として活動を共に行っていきましょう。
大阪府助産師会の会員約850人の約半数は勤務助産師部会に属しています。
主な勤務先は病院、診療所などの医療機関が多いですが、その他にも看護師や助産師を養成する専門学校、大学などの教員がいます。
現在9名の勤務部会委員が、勤務助産師の関心のあるテーマを選び、明日から臨床や教育場面で活かせるように、その分野のスペシャリストの講師を招いて、定例研修会を企画・開催しています。
また、われわれ勤務助産師が助産師会会員として何より魅力的なのは、ベテランの開業助産師の方と交流をもっていろんな知識や技を学べる機会があるということです。
現在では助産所においても安全な助産業務を遂行するためにエビデンスに基づいたガイドラインを参考に活動しています。
その中でもやはり母子のもつ力を最大限に引き出して温かく見守っていくために、どのような心構えや工夫・努力をされているかを学べる場所になっています。
さらに、施設の枠を超えて同じ勤務助産師同士、情報交換をしたり、日ごろの業務の悩みを相談したりと、横のつながりも生まれます。
当助産師会には大阪府下に自宅があるか、もしくは勤務地がある助産師の方ならどなたでも入会可能です。
貴女もぜひこの機会に大阪府助産師会に入会し、ともに学びあっていきませんか。
※2023年11月1日 更新